あらすじ腕を骨折して入院したジャックは、きんぞう、イノッチ、ヒュージと共に、幽霊が出ると噂の霊安室に肝試しに出かける。
しかし、院長のライオネルが医療ミスではなく、元看護婦による殺人事件だと説明する。
そして、ジュリアンナがソドー島に潜伏しているとハッケミィから聞き、ミッチェルたちは再びソドー島に出掛ける。

病院から帰宅したミッチェルは、ソドー島に行くための支度を始めた。
ミッチェル「もしもし、ハムカツくん?急な話なんだけど、明日ビアンカさんとちゃちゃまるくんと一緒にソドー島へ行かない?」
ハムカツ「ソドー島?あのなミッチェル、ソドー島は架空の島なんだぞ!存在する訳がないんだ。ちびっ子のみんな、夢を壊してごめんな・・・
ミッチェル「本当にそう思うのかい?ボクは実際にソドー島に行ったんだ!とにかく明日6時に、きのみ駅に集合してね。」
ハムカツ「わ、分かったよ。ミッチェルがそこまで言うなら信じるよ。じゃあな。」
ミッチェル「うん、また明日。」


ミッチェル「さてと、次はビアンカさんだな。」
ビアンカ「もしもし?あらミッチェルくん、あたしに電話だなんて珍しいじゃない。ステキね」
ミッチェル「実は、明日ソドー島にハムカツくんとちゃちゃまるくんと出掛けるんですけど、一緒にどうですか?」
ビアンカ「あらソドー島?良いわね!」
ミッチェル「それじゃぁ、明日の朝6時に、きのみ駅に集合でお願いします。」
ビアンカ「分かったわ。楽しみにしてるわね。ステキね」

ミッチェル「よし!最後は、ちゃちゃまるくんだな。」
ちゃちゃまる「もしもーし?おっ、ミッチェルか!どうした?」
ミッチェル「うん実はね、ソドー島に・・・」
ちゃちゃまる「ハムカツから聞いたぞー!ビアンカも来るんだってな!オイラも連れって行ってくれるのかー?ふんふん」
ミッチェル「そ、そうなんだよ。それで集合時間が・・・」
ちゃちゃまる「明日の朝6時で、きのみ駅に集合だろ?遅れないように行くからな!」
ミッチェル「う、うん。それじゃ・・・ハムカツくん、情報伝達早すぎ・・・

そして翌日
朝の6時、ハムカツとビアンカが「きのみ駅」にやってきた。
ミッチェル「おはようハムカツくん。」
ハムカツ「オッス!ミッチェル!」
ビアンカ「おはようミッチェルくん。」
ミッチェル「おはようございます、ビアンカさん。」
ビアンカ「あら、ちゃちゃまるくんはまだ来てないのね。ステキね」
ミッチェル「まだ時間はあるから平気だよ。」
ハムカツ「それで?ミッチェル、ソドー島行きの列車はいつ来るんだ?」
ビアンカ「時刻表にはそれらしき列車は運行してないみたいだけど?」
ミッチェル「この笛で呼び出すんだ。」
ミッチェルはポケットから金色に輝く笛を取り出すと、思いっきり吹いた。
すると、聞き慣れた汽笛が聞こえてきた。
青い車体の機関車がこちらへ向かって走ってきた。
ハムカツ「あ、あれはもしかして・・・?」
ビアンカ「絵本の中だけの存在だと思ってたけど、本当にいたのね!ステキね」
???「やぁ!ミッチェルくん、久しぶりだね!」
ハムカツ「トーマス・・・なのか?」
トーマス「そう、僕トーマス!キミは?」
ハムカツ「オイラはハムカツ!」
ビアンカ「わたしはビアンカよ。ステキね」
トーマス「ハムカツくんにビアンカさんだね。初めまして!」
ミッチェル「また会えて嬉しいよ。」
トーマス「こちらこそ!それで今日はどうしたの?」
ミッチェル「実は・・・」
ミッチェルはジュリアンナがある事件の犯人でソドー島に潜伏している事を伝えた。
トーマス「なるほど・・・また彼女が悪巧みを考えているのかもしれないね。」
ミッチェル「それにジュリアンナはディーゼル10と手を組んでるみたいなんだ。」
トーマス「ディーゼル10と!?それは厄介だねぇ。まぁ、とりあえず乗ってよ。」
ミッチェル「ちょっと待って、ちゃちゃまるくんがまだ来てないんだ。」
トーマス「ちゃちゃまるくん?それは誰だい?」
ミッチェル「非常食のジンギスカンだよ。」
トーマス「えっ?非常食?」
ミッチェル「あっ、間違えた。僕の友達だよ。」
トーマス「そ、そうなんだ。(絶対わざと言ったよね?)」
???「おーい!ミッチェル!!」
ミッチェル「あっ、来た来た!」
ちゃちゃまる「遅れてごめんな。今日の運勢占いを見てたんだ!」
トーマス「やぁ!キミが非常食のジンギスカンだね?」
ちゃちゃまる「えっ・・・?」
ちゃちゃまるが青ざめた顔で呆然とした。
トーマス「あっ、ごめんごめん。僕はトーマス。」
ちゃちゃまる「おい、冗談は止してくれよ。心臓に悪いから。」
トーマス「さぁ、もう出発するから乗って!」
ミッチェルたちがアニーに乗り込んだ。
きのみ駅を出発し、トーマスはソドー島へと向かった。

海沿いの線路を走り、森を抜けると、アーチ型の屋根が連なった大きな駅が見えてきた。
トーマス「お待たせ、ナップフォード駅に到着だよ!」
ちゃちゃまる「スゴいぞ!TVで見たのと全く同じだ!」
ハムカツ「おおっ、これがあの有名なナップフォード駅か!テレビで見るよりずっと大きいな!」
ビアンカ「あら?あそこに立っている太っちょの紳士はまさか・・・」
トーマス「そうだよ、トップハム・ハット卿さ!」
やがて、彼はハット卿のそばに停車した。
トーマス「ハット卿、どうぶつ島からのお客をお連れしました!」
ミッチェル「お久しぶりです、ハット卿!」
ハット卿「おおミッチェルくん、また会えて嬉しいよ!おやっ、こちらの方々は?」
ちゃちゃまる「ミッチェルの友達のちゃちゃまると言います!ふんふん」
ビアンカ「はじめまして、ビアンカと申します。ステキね」
ハムカツ「そしてオイラがこのビアンカの未来の旦那さま、ハムカツだ!どもども」
その時、ビアンカがハムカツに低い声で囁いた。
ビアンカ「・・・テメェ調子乗んなよコラ、噛み殺すぞ?」
ハムカツ「ヒィィッ!?す、すみません・・・||||||||||
ハット卿「ハハハッ・・・ミッチェルくん、キミはこんな愉快な友人を持って幸せ者だね!」
ミッチェル「ありがとうございます!ところでハット卿、お話があるのですが・・・」
ハット卿「ん?なんだね?」
ミッチェル「じつはジュリアンナ・マーシーが再び悪だくみをしているそうなんです。」
ハット卿「なんだと!?」
ミッチェル「ボクの島にいる、ハッケミィさんという占い師のオバチャ・・・失礼、占い師のお姉さんが言ってました。ヤツは今、ディーゼル整備工場をアジトにしているようてす。」
ハット卿「なんてことだ!ヤツがディーゼル機関車を引き連れて暴れまわったら、この鉄道は混乱と遅れだらけになってしまう!我々の手で阻止しなければ!」
ミッチェル「ボクたちも協力します!」
そこへパーシーがホームに滑り込んできた。
パーシー「大変です!ハット卿!」
ハット卿「どうしたんだパーシー?」
パーシー「ルースさんの姿が見当たらないんです!」
ハット卿「なにぃ?彼女は今日は1日中、発明室にカンヅメという話だったんだが・・・」
パーシー「あれ?ミッチェルくんじゃなーい!久しぶりだね!」
ミッチェル「パーシーくん聞いて、ジュリアンナがディーゼル機関車と手を組んだみたいなんだ!」
パーシー「そ、そんな・・・!!」
ジェームス「冗談じゃない、あんな油くさい連中に好き勝手やられてたまるか!!」
ジェームスが口を挟んだ。

その頃、整備工場では・・・
ジュリアンナ「あなたがソドー島に住んでくれて助かったわ。ルースさん!」
ルース「わたしを誘拐して、どうするつもりなの!?」
ディーゼル10「ヘッヘヘ!ちょうどアンタみたいな天才を探していたところなんだよ。アンタの発明品でオレの大事なピンチーちゃんをアップグレードしてくれない〜い?」
ディーゼル「俺様、スピードをもっと速くしたいんだ。発明品でなんとかしてくれよ。」
ルース「わたしを誘拐しておいて、発明品を作れですって!?」

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

※現在 ユーザーID保持者 のみがコメント投稿可能な設定になっています。

Menu

メニュー1

主なイベント一覧

お知らせコーナー

Menu

メニューサンプル1

メニューサンプル2

開くメニュー

閉じるメニュー

  • アイテム
  • アイテム
  • アイテム
【メニュー編集】

編集にはIDが必要です