スズメバチに刺された際の対処法
最終更新：
rabi_en_rose 2023年01月26日(木) 01:28:23履歴
いつもお世話になっております。当Wikiのユーザー、rabi_en_roseです。
7月に入り、気温もだんだん上がってまいりました。
そんな中、特に気をつけていただきたいのが「スズメバチ」です。
「どうぶつの森」の世界では「ハチに刺されちゃった、イテテ・・・」で済みますが、現実ではそうもいきません。
特に夏休みに入ると、山などにキャンプに行った際に刺されてしまうケースが多いようです。
(予断ですが、私の妹も小学生の頃に修学旅行で福島の会津若松へ行った際に、右脚のふくらはぎを刺されました。)
また、夏は薄着をしたり肌を露出することが多くなってしまいますので、より注意が必要です。
そこで今回、スズメバチに関する対処法をまとめたいと思います。
§1・・・スズメバチを見かけたら
→姿勢を低くし、声や音を出さずにゆっくり逃げる
スズメバチは非常に攻撃性の強いハチで、動くモノに対して強い警戒心を抱きます。
ですが、巣の近くを通ったり、攻撃を与えないかぎりは基本的に襲ってくることはありません。
スズメバチと遭遇した際はできるだけ姿勢を低くし、声や音を出さないようにして、後ずさりするようにゆっくりと離れるようにしてください。
「手や持っているモノで追い払う」、「走って逃げる」などの行為は非常に危険ですので絶対にしないでください。
《部屋の中でスズメバチを見かけた場合》
室内で見かけた場合も、基本的には慌てずに落ち着いて行動することが大切です。大声を出したり、慌てて逃げようとするとスズメバチを刺激してしまい、攻撃されるおそれがありますのでご注意ください。
また、スズメバチは明るい所へ向かう習性がありますので、ゆっくりと窓を開けて部屋の灯りを消して外へ出て行くのを待ちましょう。
片方の窓を開け、もう片方はカーテンを閉めると暗い場所と明るい場所がはっきりするので効果的です。
§2・・・スズメバチに刺されたら
→傷口から針を取り除いて水で洗い流し、抗ヒスタミン軟膏やステロイド軟膏を塗る
具体的には以下の手順で行動していただくことが重要です。
�〇匹気譴疹貊蠅�ら10メートル以上離れ、症状を確認する
スズメバチに刺された際の症状は「局所症状」と「全身症状」の2種類に分けられます。
そのうち、全身症状(吐き気・嘔吐、めまい、ふるえ、じんましん、喉の痺れ・渇き、呼吸困難、意識障害)が現れた場合は直ちに救急車を呼んでください。
�⊇�口から針を取り除く
この際、指で直接針をつまむことは絶対にしないでください。針の根もとに残っている毒を注入してしまうおそれがあります。
ピンセットや毛抜きで取り除くのが一般的ですが、クレジットカードや運転免許証をお持ちの際はそれを針の側面にあてがい、払い落とすようにして取り除くと効果的です。
��傷口から毒を絞り出し、大量の流水で洗い流す
この際、口を使って毒を吸い出すのは非常に危険ですのでおやめください。
なお近年、傷口から毒を絞り出すのに便利な「ポイズンリムーバー」という器具も売られているようです(下記のURLからご購入いただけます)。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%82%AF%E3%82%...
毒を絞り出し終えたら、すぐに傷口を清潔な水で洗い流しましょう。
�す灰劵好織潺麁霍僂筌好謄蹈ぅ鋲霍僂鯏匹�
抗ヒスタミン剤にはアトピーやじんましん、痒みを緩和する作用があります。
傷口が腫れて痒みが出た段階で塗ると、非常に効果的です。
「抗ヒスタミンってなに？」と思われる方も多いと思います。
例えばムヒなどの虫さされ系の薬は抗ヒスタミン軟膏ですので、成分表をご確認のうえでドラッグストアなどでご購入ください。
なお、刺された箇所に尿(アンモニア)をかけるという対処法は間違いです。
アンモニアでは毒が中和されないばかりか傷口から細菌が入り、かえって炎症を起こしてしまうおそれがあります。
患部を清潔な状態にすることを心がけてください。
�ゴ吃瑤鯲笋笋�
最後に、アイシングや保冷剤などを使って刺された箇所を冷やしましょう。
冷却することで刺された部位の血管が収縮し、毒を吸収しにくくなります。
さらに、毒が血管の中に入るのを遅らせることができます。
以上で自力でできる対処は終わりです。
また、刺されてから最低でも1時間は安静にされることをおすすめします。
��症状が治まらない場合は病院へ
ここまでの応急処置を行って「耐えられる」と感じる程度の痛みや腫れであれば、病院へ行かなくても大丈夫です。
数日で症状が治まるかと思われます。
ただし刺された箇所の腫れ方が異常で痒みも痛みも治まらないという場合は、最寄りの皮膚科をご受診ください。
また、刺されてから15分以内に全身症状(全身の痒み、吐き気、めまいなど)を感じる際にはすぐに病院をご受診ください。 全身症状の場合は、アレルギー内科が最適です。
いかがでしたでしょうか。
これから旅行やキャンプの予定を立てられている皆様、くれぐれもスズメバチにはご注意ください。
7月に入り、気温もだんだん上がってまいりました。
そんな中、特に気をつけていただきたいのが「スズメバチ」です。
「どうぶつの森」の世界では「ハチに刺されちゃった、イテテ・・・」で済みますが、現実ではそうもいきません。
特に夏休みに入ると、山などにキャンプに行った際に刺されてしまうケースが多いようです。
(予断ですが、私の妹も小学生の頃に修学旅行で福島の会津若松へ行った際に、右脚のふくらはぎを刺されました。)
また、夏は薄着をしたり肌を露出することが多くなってしまいますので、より注意が必要です。
そこで今回、スズメバチに関する対処法をまとめたいと思います。
§1・・・スズメバチを見かけたら
→姿勢を低くし、声や音を出さずにゆっくり逃げる
スズメバチは非常に攻撃性の強いハチで、動くモノに対して強い警戒心を抱きます。
ですが、巣の近くを通ったり、攻撃を与えないかぎりは基本的に襲ってくることはありません。
スズメバチと遭遇した際はできるだけ姿勢を低くし、声や音を出さないようにして、後ずさりするようにゆっくりと離れるようにしてください。
「手や持っているモノで追い払う」、「走って逃げる」などの行為は非常に危険ですので絶対にしないでください。
《部屋の中でスズメバチを見かけた場合》
室内で見かけた場合も、基本的には慌てずに落ち着いて行動することが大切です。大声を出したり、慌てて逃げようとするとスズメバチを刺激してしまい、攻撃されるおそれがありますのでご注意ください。
また、スズメバチは明るい所へ向かう習性がありますので、ゆっくりと窓を開けて部屋の灯りを消して外へ出て行くのを待ちましょう。
片方の窓を開け、もう片方はカーテンを閉めると暗い場所と明るい場所がはっきりするので効果的です。
§2・・・スズメバチに刺されたら
→傷口から針を取り除いて水で洗い流し、抗ヒスタミン軟膏やステロイド軟膏を塗る
具体的には以下の手順で行動していただくことが重要です。
�〇匹気譴疹貊蠅�ら10メートル以上離れ、症状を確認する
スズメバチに刺された際の症状は「局所症状」と「全身症状」の2種類に分けられます。
そのうち、全身症状(吐き気・嘔吐、めまい、ふるえ、じんましん、喉の痺れ・渇き、呼吸困難、意識障害)が現れた場合は直ちに救急車を呼んでください。
�⊇�口から針を取り除く
この際、指で直接針をつまむことは絶対にしないでください。針の根もとに残っている毒を注入してしまうおそれがあります。
ピンセットや毛抜きで取り除くのが一般的ですが、クレジットカードや運転免許証をお持ちの際はそれを針の側面にあてがい、払い落とすようにして取り除くと効果的です。
��傷口から毒を絞り出し、大量の流水で洗い流す
この際、口を使って毒を吸い出すのは非常に危険ですのでおやめください。
なお近年、傷口から毒を絞り出すのに便利な「ポイズンリムーバー」という器具も売られているようです(下記のURLからご購入いただけます)。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%82%AF%E3%82%...
毒を絞り出し終えたら、すぐに傷口を清潔な水で洗い流しましょう。
�す灰劵好織潺麁霍僂筌好謄蹈ぅ鋲霍僂鯏匹�
抗ヒスタミン剤にはアトピーやじんましん、痒みを緩和する作用があります。
傷口が腫れて痒みが出た段階で塗ると、非常に効果的です。
「抗ヒスタミンってなに？」と思われる方も多いと思います。
例えばムヒなどの虫さされ系の薬は抗ヒスタミン軟膏ですので、成分表をご確認のうえでドラッグストアなどでご購入ください。
なお、刺された箇所に尿(アンモニア)をかけるという対処法は間違いです。
アンモニアでは毒が中和されないばかりか傷口から細菌が入り、かえって炎症を起こしてしまうおそれがあります。
患部を清潔な状態にすることを心がけてください。
�ゴ吃瑤鯲笋笋�
最後に、アイシングや保冷剤などを使って刺された箇所を冷やしましょう。
冷却することで刺された部位の血管が収縮し、毒を吸収しにくくなります。
さらに、毒が血管の中に入るのを遅らせることができます。
以上で自力でできる対処は終わりです。
また、刺されてから最低でも1時間は安静にされることをおすすめします。
��症状が治まらない場合は病院へ
ここまでの応急処置を行って「耐えられる」と感じる程度の痛みや腫れであれば、病院へ行かなくても大丈夫です。
数日で症状が治まるかと思われます。
ただし刺された箇所の腫れ方が異常で痒みも痛みも治まらないという場合は、最寄りの皮膚科をご受診ください。
また、刺されてから15分以内に全身症状(全身の痒み、吐き気、めまいなど)を感じる際にはすぐに病院をご受診ください。 全身症状の場合は、アレルギー内科が最適です。
いかがでしたでしょうか。
これから旅行やキャンプの予定を立てられている皆様、くれぐれもスズメバチにはご注意ください。
kurasawamamoru
kamiyawotubusu
コメントをかく