●プロローグ
タイムゲートの中、ユウマが未来へタイムスリップしている。
ユウマ(ナレーション役)「俺(本作以降、ユウマの一人称が『僕』から『俺』に変わっている)の名前はユウマ。俺はこれまで、ソドー島でマサヒロたちと戦ってきた。かつてマサヒロやパシナブルーを送り込んだ黒幕ディーゼル・ブルーサタンがいた」
・前作「ユウマとさいごのたたかい」の回想
●燃料タンク車のある操車場
ユウマがマサヒロと戦闘を繰り広げている。
ユウマ(ナレーション役)「俺はマサヒロと戦闘を繰り広げ、マサヒロを完全に倒すことに成功した」
マサヒロ(回想)「ユウマ、やっぱりお前は強いな!!」
マサヒロ、爆死する。
●メインランド
ユウマ(ナレーション役)「マサヒロの次はもう1台の俺であるダークユウマと戦った」
ディーゼル・ブルーサタン(回想)「ならばユウマ、これならどうだ!!」
ユウマ、ディーゼルUFOに車体を貫かれる場面。
次の場面ではユウマが強化形態のアルティメットユウマに姿を変える。
ダークユウマ(回想)「オレハサイキョウキカンシャナノニ、オレヲタオスコトハフカノウナノニ!!!オレハ!!!!グワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダークユウマ爆死する。
ユウマ(ナレーション役)「俺はマサヒロとダークユウマ、ディーゼル・ブルーサタンを消滅させた直後、タイムゲートの光が開いた」
前作「ユウマとさいごのたたかい」のラストシーンの回想に入る。
エイミー(回想)「ユウマ、未来へ行かないで!!」
ユウマ(回想)「ソドー島の皆さん、今までありがとう!!未来の鉄道を必ず守ってみせるぞ!!さようなら!!」
ユウマがタイムゲートの光に入る。
エイミー(回想)「ユウマ、未来の鉄道のみんなを頼むわね!!さようならぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!!」
ソドー島の機関車達「ユウマ、今までありがとう!!」
ユウマ、未来へ飛ばされていく。
ユウマ(ナレーション役)「そして俺は・・・・・・その2100年の未来世界の鉄道で・・・・・・俺の新たな物語が・・・・・・始まるのだった・・・・・・。」
・「ユウマとさいごのたたかい」の回想終わる。
・BGMと共lに文字が出現し、メインタイトル。
●配給・アニプレックス
・オープニングクレジット
●製作総指揮
●製作代表
●脚本監修
●楽曲提供
●出演者
声優
内田雄馬、内田真礼、松岡禎丞、佐倉綾音、田村睦心そして、日笠陽子
●特技監督
●制作・監督・脚本
・クレジットが終わって………
●2100年の鉄道
上空にたむゲートの光が現れる。
ユウマ「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」
ユウマ、右目を眼帯した状態でタイムゲートから出てくる。
ユウマは大きな音を立てながら、線路に着地する。
ユウマ「痛えっ・・・・・・・・・・・ん・・・・・・・・・・・・ここは・・・・・・・・・・・?」
白い霧が晴れると、そこは2100年の未来の地球だった。
メカニックな建物がある。
ユウマの横に前作でも登場した対ディーゼル用レール戦車とレールキャノン車と巨大兵器マーブル807が走っている。上空には小型戦闘機メカニック・バード、大型戦闘機スカイ・バードが飛行してレーザーを撃っている。
ユウマ「ここが、2100年の鉄道か・・・・・。」
ユウマ、先へ進む。
●2100年の都会
ユウマが向かった場所は、悪いディーゼル機関車が蒸気機関車を襲撃している。
そこへ、自衛隊の隊長がやってきた。
隊長「キミはどこから来たんだね?」
ユウマ「俺ですか?俺はユウマです。過去からこの未来世界にやってきたのです・・・・。どうやら、悪いディーゼルが蒸気機関車を襲撃していますね。俺も戦います!!」
隊長「わかった。じゃあ、私についてきなさい。」
ユウマ「分かりました・・・・・。」
隊長、戦車に乗る。
ユウマはレール戦車と共にディーゼル機関車と戦う。
1台のディーゼル「蒸気機関車を滅ぼしてやるぞぉ!!」
ユウマ「そうはさせない!!」
ユウマ、1台のディーゼルを突き飛ばす。
1台のディーゼル「何だ貴様は!!俺に八つ裂きにされたいか!!」
ユウマ「お前らの好きにはさせないぞ!!」
1台のディーゼル「ほう、ならば貴様をボコボコにしてやる!!」
ユウマ、後ろにバックしディーゼルにタックルする。
1台のディーゼルは黒い煙を出しながら警笛を鳴らす。
1台のディーゼル「くそっ!!おのれ!!」
ユウマ「なんて強い奴なんだ!!」
1台のディーゼル「貴様、木っ端みじんにしてやる!!!」
ユウマは激しい戦いの末、やっと1台のディーゼルを倒した。
1台のディーゼル「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ディーゼルが貨車に激突し、横倒しになる。
もう1台のディーゼル「兄貴!!お前ゆるさないぞぉ!!ぶっ殺してやる!!!お前ら、俺についてこい!!」
もう1台のディーゼルがディーゼル機関車軍団を連れてくる。
ユウマ「まだまだ、負けない!!」
ユウマは、ディーゼル機関車軍団に立ち向かう。しかし、ディーゼルの数があまりにも多すぎたため、ユウマとその隊長率いるレール戦車部隊は苦戦する。
ユウマ「どわぁ!!だめだ!!なんてつよいんだ!!」
もう1台のディーゼル「どうだ!!兄貴の仇だ!!お前みてぇな蒸気機関車はスクラップだ!!どうだ!!おとなしくやられろ!!」
ディーゼルがユウマを突き飛ばす。ユウマ、無蓋貨車に激突する。
ユウマ「うぐっ!!くそ!!」
ディーゼルが迫ってくる。
1台のディーゼル「これでトドメだ!!終わりだ!!青い小型タンク機関車よ、死ね!!」
もう1台のディーゼルがユウマにトドメを刺そうとしたその時・・・・・・・。
???「そうはさせないわよ!!」
1台の赤い女の子のタンク機関車がユウマのピンチを救った。実は彼女こそ、かつて行方不明となっていて、前作「ユウマとさいごのたたかい」のユウマの回想シーンにしか登場しなかったユウマの実の姉マアヤだった(しかも、本作で正式に登場した)。
ユウマ「姉さん?本当に姉さんなのか?」
マアヤ「当たり前じゃない。私がスクラップ工場で、バラバラにされるはずないじゃない。弟よ、長い間いなくなって、すまなかったわね・・・・・・。蒸気機関車を襲う邪悪なディーゼルたち、私があなたたちを絶対に許さない!!!」
マアヤはそういうとディーゼルにタックルする。
ディーゼル「うわっ!!」
ディーゼル、マアヤの攻撃でひるむ。
マアヤ「自衛隊の皆さん、一千攻撃を!!!」
自衛隊達「了解!!」
自衛隊達の戦車は一斉にディーゼルを攻撃する。
そして、自衛隊のマーブルは強力な光線でディーゼル軍団を全滅させる。
もう1台のディーゼル「ぐわあああああああああああああああああああああああっ!!!!!!」
ディーゼル機関車軍団は全滅した。
ユウマ「やった・・・・・・ディーゼル軍団を全滅させたぞ・・・・・・!!」
・ゆっくりフェード
●1つの小さな支線
1つの小さな支線で、ユウマがようやく姉と再会した。
ユウマ、涙を流しながら姉と会話をする。
ユウマ「姉さん、スクラップ処分されてもういなくなったかと思ったよ。でも・・・・・・ようやく俺は・・・・・・姉さんと再会できて本当に良かった・・・・・もう永遠にあえないかと思ったよ・・・・・・。でも、なぜ姉さんも未来に・・・・・・?」
マアヤ「私は・・・・・EH10 15号機に連結されて廃車回送されている途中にタイムゲートの光が現れて私はEH10 15号機と共にゲートの光に飲み込まれてこの2100年の未来へ来たって訳なのよ・・・・・・・・。もし、私もこの世界に来てなかったら、ユウマと再会出来なかったかもしれなかったわね。」
ユウマ「俺はもう絶対に姉さんから離れないから!俺の大切な仲間だから!!」
マアヤ「弟のユウマ、あなたがそういってくれると、私はありがたいわよ。」
ユウマ「姉上(なぜか、マアヤを『姉上』と呼んでいる)、俺たちもこの未来世界の鉄道を守護しなければいけないな・・・・・・・・・・。」
マアヤ「ようやく・・・・・・弟と再会できたし、悪い奴らを倒しに行こう・・・・・・。」
ユウマ「あぁ、じゃあ、先へ進もう!!」
・ゆっくりフェード
●一つの路線
ユウマとマアヤはその路線を進んでいる。
辺りは、破壊された建物があったり、戦車の残骸もあった。
しかし、2台は勇気を出して先へ進む。
ユウマ「うわぁ、こりゃなんてひでぇ・・・・・・建物や戦車の残骸なんだ・・・・・・!!」
マアヤ「そうね、ここは・・・・・・ディーゼル車との戦いで・・・・・・破壊されたからなのよ・・・・・・。そろそろ・・・・・・ここの場所も・・・・・・復旧作業しなくては・・・・・・いけないね・・・・・・。そういえば・・・・・・ユウマ・・・・・・あなたがこの未来世界に来る前・・・・・・あなたに仲間はいたのかい・・・・・・?」
ユウマ「うーん・・・・・・俺がこの未来世界に来る前・・・・・・いい奴らと・・・・・・悪奴らが・・・・・・居たんだ・・・・・・。イギリスのメインランド出身のトーマス、パーシー、ジェームス、俺と同じ日本出身の機関車で・・・・・・昔からの俺の知り合いであるB20形10号機とC56形160号機らの機関車が・・・・・・居たんだ・・・・・・。悪い奴らは・・・・・・俺のライバルだったマサヒロ・・・・・・流線型ディーゼルのパシナ(正式名称はパシナブルー)・・・・・・更に・・・・・・日本の貨車達から『差別』『いじめ』『偏見』を受け・・・・・・悪い奴となった・・・・・・ディーゼル・ブルーサタン・・・・・・そして・・・・・・もう一台の俺であるダークユウマもいたんだよ・・・・・・。」
マアヤ「ふーん。」
ユウマ「でも、世の中には・・・・・・いい機関車もいれば・・・・・・悪い機関車もいるのさ・・・・・・。」
その時、正面から誰かが猛スピードで迫ってくる。そこに現れたのは、ディーゼル10と同型機の大型のディーゼル機関車
デビルディゲライだった。
デビルディゲライ「よぉ、そこの2台のタンク機関車よ!!」
ユウマ「お前は・・・・・・?!」
ディゲライ「俺の名はデビルディゲライ!!ディーゼル・イレイザーサタンによって生み出された大型のディーゼル機関車だ!!貴様らの情報は聞いたぞ!!青いタンク機関車のお前がユウマで・・・・・・赤いタンク機関車のお前がマアヤだな!!」
ユウマ「そうか・・・・・・また新たな・・・・・・強敵だな・・・・・・!!」
ディゲライ「貴様らまとめて、始末してやる!!」
ユウマ「望むところだ!!」
ユウマとマアヤがディゲライと戦闘を繰り広げる。
ディゲライはピンチーから破壊光線を撃つ。
しかし、今までの強敵はマサヒロ、パシナブルー、ダークユウマをはるかに超えるディーゼル機関車だったため、2台は苦戦してしまう。
ユウマ・マアヤ「うわっ!!」
ディゲライ「どうだ!!この俺の強力なディーゼルエンジンとハイテク機能を搭載した力は強力なんだぞ!!」
マアヤ「なんて奴なんだ・・・・・・!!」
そこへ、3台の女性の列車が現れる。なんと彼女たちは対悪の機関車組織『ULTIMATE FUTURE EXPRESS』の列車メンバー達だった。そのメンバーにN700系新幹線のムツミ、通勤電車の陽子、女の子のDD51形ディーゼル機関車アヤネだった。
ムツミ「そこの2台のタンク機関車、あたい達と一緒に来るんだ!!」
陽子「あなた達を助けに来ました。」
アヤネ「私達と一緒に来てください!!」
ユウマ・マアヤ「分かりました!!」
ユウマとマアヤ3台についていく。
ユウマ「アイツは一体・・・・・?!」
陽子「アイツは・・・・・・デビルシリーズのディーゼル機関車の1台デビルディゲライよ!!捕まったら・・・・・・あのシャベルのピンチーでバラバラにされちゃうわ・・・・・・!!早くヨシツグのところへ急いで!!」
ユウマ「姉さん・・・・・・ついてこい・・・・・・!!!」
マアヤ「全速力で・・・・・・走れ・・・・・・!!!」
ユウマとマアヤは女性の3台の列車メンバーに続いて全速力で走行する。
ディゲライが後ろから追いかけてくる。
ディゲライ「逃がしはしないぞ!」
ディゲライはシャベルのピンチーをアームごと飛ばし、攻撃をしてくる。
ユウマ達はその攻撃をかわしながら走行する。
アヤネ「デビルディゲライは・・・・・・ディーゼルエンジンだけでなく・・・・・・ハイテク機能を搭載した機械を付与している・・・・・・ディーゼル機関車なのよ・・・・・・!!」
ムツミ「しかも・・・・・・そのハイテク機能が・・・・・・相手の機関車の体当たり攻撃を学習するんだよ・・・・・・!!」
ユウマ「マジかよ?!そんなディーゼル機関車ってありなのか?!」
マアヤ「ハイテク機能を搭載しているのなら、奴のどこかに弱点があるはずよ!!でも、今はそれどころじゃない!!早くヨシツグのところへ!!」
ディゲライ「ぶっ殺してやる!!!おれさまのこのピンチーでなぁ!!!」
その時近くに引き込み線があったため、ユウマ達はそこへ逃げ込むことにした。
ユウマ「よし、あの引き込み線に逃げ込むぞ!!みんな用意は良いか?!」
マアヤ・ムツミ・陽子・アヤネ「いつでもOK!!」
ユウマ達は近くの引き込み線へ逃げ込む用意をする。
全員「いくぞ!!よっしゃ!!見事アイツをまいたぞ!!!」
ディゲライ「くそっ!!取り逃がしちまった!!」
●線路が一本道の引き込み線
5台が引き込み線に入り、急停止した。
ムツミ「間一髪だったな!!もう奴は追ってこないだろう。あ、いけない、いけない、自己紹介忘れてた。あたいはムツミ。対悪の機関車組織『ULTIMATE FUTURE EXPRESS』の列車メンバーの1台なんだ。よろしく。」
陽子「同じく、『ULTIMATE FUTURE EXPRESS』の列車メンバーの1台の陽子です。」
アヤネ「同じく、『ULTIMATE FUTURE EXPRESS』の列車メンバーの1台のアヤネです。因みに私もディーゼル機関車ですが、あの悪奴らのディーゼル機関車と違ってあなた達蒸気機関車の味方です。あなたたちはどこから来たのですが?」
ユウマ「はじめまして、俺はユウマ。俺は日本の県である山口県出身(本作でユウマとマアヤの出身地が山口県であると判明している)です。」
マアヤ「私はマアヤ。弟のユウマと同じ山口県出身です。私たちを救ってくれてありがとう。」
ムツミ「いやーこちらこそ。」
ユウマ「ところで、そのあなたたち対悪の機関車組織『ULTIMATE FUTURE EXPRESS』というのは・・・・?」
アヤネ「私たちは、イレイザーという名前のディーゼル機関車からこの未来世界の鉄道を守護しているんです。」
こうして、ユウマとマアヤに新しい仲間が出来たのであった。
ユウマ「アヤネ、その・・・・・・イレイザーというのは・・・・・・?」
アヤネ「イレイザーは・・・・・・多くのデビルシリーズのディーゼル機関車を生み出し・・・・・・蒸気機関車を襲撃させて・・・・・・更には・・・・・・ディーゼル機関車軍団も送り込んでいたのです・・・・・・。」
ユウマ「俺は過去にそのイレイザーと同じ・・・・・・ディーゼル・ブルーサタンという名前の・・・・・・ディーゼル機関車がいたんです・・・・・・。奴は・・・・・・俺を倒すために・・・・・・マサヒロ、パシナ、もう1台の俺であるダークユウマを送り込んだ・・・・・・黒幕の・・・・・・大型のディーゼル機関車だったんです・・・・・・。」
陽子「そうなんです!そのあなたが言っているディーゼル・ブルーサタンは・・・・・・イレイザーとは最初からライバルだったんです・・・・・・。」
ユウマ「ライバル?!じゃあ、俺を倒そうとしたあのディーゼル・ブルーサタンは・・・・・・あなたたちがいうイレイザーとは・・・・・・知り合いで・・・・・・ライバルだったのか?!」
タイムゲートの中、ユウマが未来へタイムスリップしている。
ユウマ(ナレーション役)「俺(本作以降、ユウマの一人称が『僕』から『俺』に変わっている)の名前はユウマ。俺はこれまで、ソドー島でマサヒロたちと戦ってきた。かつてマサヒロやパシナブルーを送り込んだ黒幕ディーゼル・ブルーサタンがいた」
・前作「ユウマとさいごのたたかい」の回想
●燃料タンク車のある操車場
ユウマがマサヒロと戦闘を繰り広げている。
ユウマ(ナレーション役)「俺はマサヒロと戦闘を繰り広げ、マサヒロを完全に倒すことに成功した」
マサヒロ(回想)「ユウマ、やっぱりお前は強いな!!」
マサヒロ、爆死する。
●メインランド
ユウマ(ナレーション役)「マサヒロの次はもう1台の俺であるダークユウマと戦った」
ディーゼル・ブルーサタン(回想)「ならばユウマ、これならどうだ!!」
ユウマ、ディーゼルUFOに車体を貫かれる場面。
次の場面ではユウマが強化形態のアルティメットユウマに姿を変える。
ダークユウマ(回想)「オレハサイキョウキカンシャナノニ、オレヲタオスコトハフカノウナノニ!!!オレハ!!!!グワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダークユウマ爆死する。
ユウマ(ナレーション役)「俺はマサヒロとダークユウマ、ディーゼル・ブルーサタンを消滅させた直後、タイムゲートの光が開いた」
前作「ユウマとさいごのたたかい」のラストシーンの回想に入る。
エイミー(回想)「ユウマ、未来へ行かないで!!」
ユウマ(回想)「ソドー島の皆さん、今までありがとう!!未来の鉄道を必ず守ってみせるぞ!!さようなら!!」
ユウマがタイムゲートの光に入る。
エイミー(回想)「ユウマ、未来の鉄道のみんなを頼むわね!!さようならぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!!」
ソドー島の機関車達「ユウマ、今までありがとう!!」
ユウマ、未来へ飛ばされていく。
ユウマ(ナレーション役)「そして俺は・・・・・・その2100年の未来世界の鉄道で・・・・・・俺の新たな物語が・・・・・・始まるのだった・・・・・・。」
・「ユウマとさいごのたたかい」の回想終わる。
・BGMと共lに文字が出現し、メインタイトル。
●配給・アニプレックス
- 内田雄馬 メカニック・フューチャー・レイルウェイ-
・オープニングクレジット
●製作総指揮
●製作代表
●脚本監修
●楽曲提供
●出演者
声優
内田雄馬、内田真礼、松岡禎丞、佐倉綾音、田村睦心そして、日笠陽子
●特技監督
●制作・監督・脚本
・クレジットが終わって………
●2100年の鉄道
上空にたむゲートの光が現れる。
ユウマ「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」
ユウマ、右目を眼帯した状態でタイムゲートから出てくる。
ユウマは大きな音を立てながら、線路に着地する。
ユウマ「痛えっ・・・・・・・・・・・ん・・・・・・・・・・・・ここは・・・・・・・・・・・?」
白い霧が晴れると、そこは2100年の未来の地球だった。
メカニックな建物がある。
ユウマの横に前作でも登場した対ディーゼル用レール戦車とレールキャノン車と巨大兵器マーブル807が走っている。上空には小型戦闘機メカニック・バード、大型戦闘機スカイ・バードが飛行してレーザーを撃っている。
ユウマ「ここが、2100年の鉄道か・・・・・。」
ユウマ、先へ進む。
●2100年の都会
ユウマが向かった場所は、悪いディーゼル機関車が蒸気機関車を襲撃している。
そこへ、自衛隊の隊長がやってきた。
隊長「キミはどこから来たんだね?」
ユウマ「俺ですか?俺はユウマです。過去からこの未来世界にやってきたのです・・・・。どうやら、悪いディーゼルが蒸気機関車を襲撃していますね。俺も戦います!!」
隊長「わかった。じゃあ、私についてきなさい。」
ユウマ「分かりました・・・・・。」
隊長、戦車に乗る。
ユウマはレール戦車と共にディーゼル機関車と戦う。
1台のディーゼル「蒸気機関車を滅ぼしてやるぞぉ!!」
ユウマ「そうはさせない!!」
ユウマ、1台のディーゼルを突き飛ばす。
1台のディーゼル「何だ貴様は!!俺に八つ裂きにされたいか!!」
ユウマ「お前らの好きにはさせないぞ!!」
1台のディーゼル「ほう、ならば貴様をボコボコにしてやる!!」
ユウマ、後ろにバックしディーゼルにタックルする。
1台のディーゼルは黒い煙を出しながら警笛を鳴らす。
1台のディーゼル「くそっ!!おのれ!!」
ユウマ「なんて強い奴なんだ!!」
1台のディーゼル「貴様、木っ端みじんにしてやる!!!」
ユウマは激しい戦いの末、やっと1台のディーゼルを倒した。
1台のディーゼル「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ディーゼルが貨車に激突し、横倒しになる。
もう1台のディーゼル「兄貴!!お前ゆるさないぞぉ!!ぶっ殺してやる!!!お前ら、俺についてこい!!」
もう1台のディーゼルがディーゼル機関車軍団を連れてくる。
ユウマ「まだまだ、負けない!!」
ユウマは、ディーゼル機関車軍団に立ち向かう。しかし、ディーゼルの数があまりにも多すぎたため、ユウマとその隊長率いるレール戦車部隊は苦戦する。
ユウマ「どわぁ!!だめだ!!なんてつよいんだ!!」
もう1台のディーゼル「どうだ!!兄貴の仇だ!!お前みてぇな蒸気機関車はスクラップだ!!どうだ!!おとなしくやられろ!!」
ディーゼルがユウマを突き飛ばす。ユウマ、無蓋貨車に激突する。
ユウマ「うぐっ!!くそ!!」
ディーゼルが迫ってくる。
1台のディーゼル「これでトドメだ!!終わりだ!!青い小型タンク機関車よ、死ね!!」
もう1台のディーゼルがユウマにトドメを刺そうとしたその時・・・・・・・。
???「そうはさせないわよ!!」
1台の赤い女の子のタンク機関車がユウマのピンチを救った。実は彼女こそ、かつて行方不明となっていて、前作「ユウマとさいごのたたかい」のユウマの回想シーンにしか登場しなかったユウマの実の姉マアヤだった(しかも、本作で正式に登場した)。
ユウマ「姉さん?本当に姉さんなのか?」
マアヤ「当たり前じゃない。私がスクラップ工場で、バラバラにされるはずないじゃない。弟よ、長い間いなくなって、すまなかったわね・・・・・・。蒸気機関車を襲う邪悪なディーゼルたち、私があなたたちを絶対に許さない!!!」
マアヤはそういうとディーゼルにタックルする。
ディーゼル「うわっ!!」
ディーゼル、マアヤの攻撃でひるむ。
マアヤ「自衛隊の皆さん、一千攻撃を!!!」
自衛隊達「了解!!」
自衛隊達の戦車は一斉にディーゼルを攻撃する。
そして、自衛隊のマーブルは強力な光線でディーゼル軍団を全滅させる。
もう1台のディーゼル「ぐわあああああああああああああああああああああああっ!!!!!!」
ディーゼル機関車軍団は全滅した。
ユウマ「やった・・・・・・ディーゼル軍団を全滅させたぞ・・・・・・!!」
・ゆっくりフェード
●1つの小さな支線
1つの小さな支線で、ユウマがようやく姉と再会した。
ユウマ、涙を流しながら姉と会話をする。
ユウマ「姉さん、スクラップ処分されてもういなくなったかと思ったよ。でも・・・・・・ようやく俺は・・・・・・姉さんと再会できて本当に良かった・・・・・もう永遠にあえないかと思ったよ・・・・・・。でも、なぜ姉さんも未来に・・・・・・?」
マアヤ「私は・・・・・EH10 15号機に連結されて廃車回送されている途中にタイムゲートの光が現れて私はEH10 15号機と共にゲートの光に飲み込まれてこの2100年の未来へ来たって訳なのよ・・・・・・・・。もし、私もこの世界に来てなかったら、ユウマと再会出来なかったかもしれなかったわね。」
ユウマ「俺はもう絶対に姉さんから離れないから!俺の大切な仲間だから!!」
マアヤ「弟のユウマ、あなたがそういってくれると、私はありがたいわよ。」
ユウマ「姉上(なぜか、マアヤを『姉上』と呼んでいる)、俺たちもこの未来世界の鉄道を守護しなければいけないな・・・・・・・・・・。」
マアヤ「ようやく・・・・・・弟と再会できたし、悪い奴らを倒しに行こう・・・・・・。」
ユウマ「あぁ、じゃあ、先へ進もう!!」
・ゆっくりフェード
●一つの路線
ユウマとマアヤはその路線を進んでいる。
辺りは、破壊された建物があったり、戦車の残骸もあった。
しかし、2台は勇気を出して先へ進む。
ユウマ「うわぁ、こりゃなんてひでぇ・・・・・・建物や戦車の残骸なんだ・・・・・・!!」
マアヤ「そうね、ここは・・・・・・ディーゼル車との戦いで・・・・・・破壊されたからなのよ・・・・・・。そろそろ・・・・・・ここの場所も・・・・・・復旧作業しなくては・・・・・・いけないね・・・・・・。そういえば・・・・・・ユウマ・・・・・・あなたがこの未来世界に来る前・・・・・・あなたに仲間はいたのかい・・・・・・?」
ユウマ「うーん・・・・・・俺がこの未来世界に来る前・・・・・・いい奴らと・・・・・・悪奴らが・・・・・・居たんだ・・・・・・。イギリスのメインランド出身のトーマス、パーシー、ジェームス、俺と同じ日本出身の機関車で・・・・・・昔からの俺の知り合いであるB20形10号機とC56形160号機らの機関車が・・・・・・居たんだ・・・・・・。悪い奴らは・・・・・・俺のライバルだったマサヒロ・・・・・・流線型ディーゼルのパシナ(正式名称はパシナブルー)・・・・・・更に・・・・・・日本の貨車達から『差別』『いじめ』『偏見』を受け・・・・・・悪い奴となった・・・・・・ディーゼル・ブルーサタン・・・・・・そして・・・・・・もう一台の俺であるダークユウマもいたんだよ・・・・・・。」
マアヤ「ふーん。」
ユウマ「でも、世の中には・・・・・・いい機関車もいれば・・・・・・悪い機関車もいるのさ・・・・・・。」
その時、正面から誰かが猛スピードで迫ってくる。そこに現れたのは、ディーゼル10と同型機の大型のディーゼル機関車
デビルディゲライだった。
デビルディゲライ「よぉ、そこの2台のタンク機関車よ!!」
ユウマ「お前は・・・・・・?!」
ディゲライ「俺の名はデビルディゲライ!!ディーゼル・イレイザーサタンによって生み出された大型のディーゼル機関車だ!!貴様らの情報は聞いたぞ!!青いタンク機関車のお前がユウマで・・・・・・赤いタンク機関車のお前がマアヤだな!!」
ユウマ「そうか・・・・・・また新たな・・・・・・強敵だな・・・・・・!!」
ディゲライ「貴様らまとめて、始末してやる!!」
ユウマ「望むところだ!!」
ユウマとマアヤがディゲライと戦闘を繰り広げる。
ディゲライはピンチーから破壊光線を撃つ。
しかし、今までの強敵はマサヒロ、パシナブルー、ダークユウマをはるかに超えるディーゼル機関車だったため、2台は苦戦してしまう。
ユウマ・マアヤ「うわっ!!」
ディゲライ「どうだ!!この俺の強力なディーゼルエンジンとハイテク機能を搭載した力は強力なんだぞ!!」
マアヤ「なんて奴なんだ・・・・・・!!」
そこへ、3台の女性の列車が現れる。なんと彼女たちは対悪の機関車組織『ULTIMATE FUTURE EXPRESS』の列車メンバー達だった。そのメンバーにN700系新幹線のムツミ、通勤電車の陽子、女の子のDD51形ディーゼル機関車アヤネだった。
ムツミ「そこの2台のタンク機関車、あたい達と一緒に来るんだ!!」
陽子「あなた達を助けに来ました。」
アヤネ「私達と一緒に来てください!!」
ユウマ・マアヤ「分かりました!!」
ユウマとマアヤ3台についていく。
ユウマ「アイツは一体・・・・・?!」
陽子「アイツは・・・・・・デビルシリーズのディーゼル機関車の1台デビルディゲライよ!!捕まったら・・・・・・あのシャベルのピンチーでバラバラにされちゃうわ・・・・・・!!早くヨシツグのところへ急いで!!」
ユウマ「姉さん・・・・・・ついてこい・・・・・・!!!」
マアヤ「全速力で・・・・・・走れ・・・・・・!!!」
ユウマとマアヤは女性の3台の列車メンバーに続いて全速力で走行する。
ディゲライが後ろから追いかけてくる。
ディゲライ「逃がしはしないぞ!」
ディゲライはシャベルのピンチーをアームごと飛ばし、攻撃をしてくる。
ユウマ達はその攻撃をかわしながら走行する。
アヤネ「デビルディゲライは・・・・・・ディーゼルエンジンだけでなく・・・・・・ハイテク機能を搭載した機械を付与している・・・・・・ディーゼル機関車なのよ・・・・・・!!」
ムツミ「しかも・・・・・・そのハイテク機能が・・・・・・相手の機関車の体当たり攻撃を学習するんだよ・・・・・・!!」
ユウマ「マジかよ?!そんなディーゼル機関車ってありなのか?!」
マアヤ「ハイテク機能を搭載しているのなら、奴のどこかに弱点があるはずよ!!でも、今はそれどころじゃない!!早くヨシツグのところへ!!」
ディゲライ「ぶっ殺してやる!!!おれさまのこのピンチーでなぁ!!!」
その時近くに引き込み線があったため、ユウマ達はそこへ逃げ込むことにした。
ユウマ「よし、あの引き込み線に逃げ込むぞ!!みんな用意は良いか?!」
マアヤ・ムツミ・陽子・アヤネ「いつでもOK!!」
ユウマ達は近くの引き込み線へ逃げ込む用意をする。
全員「いくぞ!!よっしゃ!!見事アイツをまいたぞ!!!」
ディゲライ「くそっ!!取り逃がしちまった!!」
●線路が一本道の引き込み線
5台が引き込み線に入り、急停止した。
ムツミ「間一髪だったな!!もう奴は追ってこないだろう。あ、いけない、いけない、自己紹介忘れてた。あたいはムツミ。対悪の機関車組織『ULTIMATE FUTURE EXPRESS』の列車メンバーの1台なんだ。よろしく。」
陽子「同じく、『ULTIMATE FUTURE EXPRESS』の列車メンバーの1台の陽子です。」
アヤネ「同じく、『ULTIMATE FUTURE EXPRESS』の列車メンバーの1台のアヤネです。因みに私もディーゼル機関車ですが、あの悪奴らのディーゼル機関車と違ってあなた達蒸気機関車の味方です。あなたたちはどこから来たのですが?」
ユウマ「はじめまして、俺はユウマ。俺は日本の県である山口県出身(本作でユウマとマアヤの出身地が山口県であると判明している)です。」
マアヤ「私はマアヤ。弟のユウマと同じ山口県出身です。私たちを救ってくれてありがとう。」
ムツミ「いやーこちらこそ。」
ユウマ「ところで、そのあなたたち対悪の機関車組織『ULTIMATE FUTURE EXPRESS』というのは・・・・?」
アヤネ「私たちは、イレイザーという名前のディーゼル機関車からこの未来世界の鉄道を守護しているんです。」
こうして、ユウマとマアヤに新しい仲間が出来たのであった。
ユウマ「アヤネ、その・・・・・・イレイザーというのは・・・・・・?」
アヤネ「イレイザーは・・・・・・多くのデビルシリーズのディーゼル機関車を生み出し・・・・・・蒸気機関車を襲撃させて・・・・・・更には・・・・・・ディーゼル機関車軍団も送り込んでいたのです・・・・・・。」
ユウマ「俺は過去にそのイレイザーと同じ・・・・・・ディーゼル・ブルーサタンという名前の・・・・・・ディーゼル機関車がいたんです・・・・・・。奴は・・・・・・俺を倒すために・・・・・・マサヒロ、パシナ、もう1台の俺であるダークユウマを送り込んだ・・・・・・黒幕の・・・・・・大型のディーゼル機関車だったんです・・・・・・。」
陽子「そうなんです!そのあなたが言っているディーゼル・ブルーサタンは・・・・・・イレイザーとは最初からライバルだったんです・・・・・・。」
ユウマ「ライバル?!じゃあ、俺を倒そうとしたあのディーゼル・ブルーサタンは・・・・・・あなたたちがいうイレイザーとは・・・・・・知り合いで・・・・・・ライバルだったのか?!」
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