あらすじ新しく島にやって来たミッチェル。彼が皆からもてはやされているのが気にくわないジャックは「ミッチェルが皆の悪口を言いふらしている」「じつはAVに出演している」との噂を流す。

ジャック「くっ・・・ミッチェルくんがこの島に来てから、ボクのファンが減ってしまった!
     ちょっとばかり可愛すぎるからって、いい気になって・・・」
その時、良いアイディアが浮かんだ。
ジャック「そうだ!彼の不名誉な噂を流せば、みんなきっと嫌うようになるぞ!」
早速、彼は行動を開始した。
ジャック「ん、あそこにいるのはチョコとミミィ。ウワサ好きな彼女たちなら、
     あっという間に広めてくれるハズだ!」
そして、彼はわざと悲しそうな顔をしながら、重そうな足取りで2人のそばを通りすぎた。
チョコ「ん、あれ、ジャックくんじゃない?まじで」
ミミィ「ホントだ、でもスゴく悲しそう。ヤバッ」
チョコ「ねぇ、ジャックくん!どうしたの?」
ジャック「やぁ、お二人さん。じつは、信じられないことがあってね・・・」
ミミィ「何ナニ?何があったの?」
ジャック「ミッチェルくんのことなんだけど、彼が他の住民の悪口を言っているのを聞いてしまったんだ。」
チョコ&ミミィ「ええっ!?」
ジャック「それから、彼がAVに出演していることも判明したんだ。」
ここでジャックは、懐から一枚の写真を取り出した。



チョコ「やだ、コレって・・・!!」
ジャック「ああ、否定しようの無い事実さ。」
ミミィ「あのミッチェルくんが…ハァ〜…。」
チョコ「凄く落ち込んでるじゃない。」
ミミィ「だって、私…ミッチェルくんのことが好きだったのに…。」
ジャック「それでさ、ボクに良い提案があるんだよ。あのね…。」ヒソヒソ…
チョコ&ミミィ「ええっー!!ミッチェルくんを島から追い出すですって!!?」
ジャック「シッ、声が大きいよ。彼自身、皆からチヤホヤされて、すこし図に乗ってるみたいだし。ちょっとばかり痛い目に逢わせたほうが良いと思ったのさ。」
チョコ「そういうことなら任せてよ、アタイたちの手にかかれば、明後日にでも島中に広めちゃうからさ!まじで」
ジャック「恩に着るよ。じゃあこの写真のコピーがあるから、君たちにもあげるよ。ただ、ひとつお願いがあるんだ。この噂をボクから聞いたとはくれぐれも言わないでほしいんだ。」
ミミィ「わかった、早速みんなに話してくるよ!ヤバッ」
そして彼女たちは集会所へと向かった。
ジャック「・・・作戦成功。」ニヤッ

数日後、ミッチェルの噂はあっという間に広がり、悪口の対象となった住民の耳にも届いた。
被害者A「酷い、そんなこと言ってたなんて・・・」
被害者B「愛想いいフリしてたのはウソだったのね・・・!!」
被害者C「もう許さないぞ、ふんふん!!」
そして3人は、ミッチェルに仕返しすることを決めた。

その頃、ミッチェル本人は、新しい自撮り写真を皆にも見せようと、集会所へと向かっていた。
ミッチェル「あっ、ボクの可愛さに魅せられて、早速人だかりができてるぞ!」
そこにはブーケ、リリアン、ちゃちゃまるの3人がいた。
そう、彼らこそが悪口の対象となった住民たちなのであった。
ミッチェル「みんなー、お待たせー!!ボクの自撮り写真の新作が撮れたから、特別に見せてあげるよ、くりりん♥」

だが、3人は返事をしなかった。
ミッチェル「さあさ、遠慮しないで楽しんでってよ!撮れたてのホヤホヤだよ!」
それでも3人はおし黙ったまま、彼のほうを向こうともしなかった。
さすがのミッチェルも、皆の様子がいつもと違うことに気づき、ただならぬ気配を感じ始めた。
ミッチェル「ね、ねぇ・・・どうしてみんな黙ってるの・・・?」

ようやく、ブーケが口を開いた。
ブーケ「そりゃあね、今まで信じてた人から裏切られたら、気分のひとつやふたつ、悪くなるわよ。」
ミッチェル「えっ・・・な、何の話?」
リリアン「アンタなんか可愛いと思ってたこっちがバカだったわ。」
ミッチェル「・・・!?」
ちゃちゃまる「オマエ、陰でオイラ達の悪口言いふらしてんだってな!!」
ミッチェル「えっ、な、何のこと!?ボク、そんなこと・・・」
ブーケ「ウソおっしゃい!!みんな言ってるわよ、『可愛い顔して平気で酷いこと言ってる』って!!」
リリアン「ほんっとサイテー!!」
ミッチェル「ま、待ってよ!!ボク、ホントに何も知らないんだってば!!」

騒ぎを聞きつけて、しずえさんとたぬきちがやって来た。
しずえさん「皆さん、どうしました?」
たぬきち「一体なんの騒ぎだなも?」
ブーケ「聞いてよ!ミッチェルくんったら、アタシとリリアンのこと、『大して可愛くもないクセに初代からずっと出てきて目障り』なんて言ったのよ!!」
ちゃちゃまる「それだけじゃないぞ!オイラのこと、『脳筋ジンギスカン』なんて言ったんだ!!」
しずえさん「それは・・・本当なんですか?ミッチェルさん?」
しずえさんが笑いを堪えながら聞く。
ミッチェル「『目障り』や『ジンギスカン』なんて言葉、ボクには思い付きません!」
たぬきち「うーん、これは困ったことになっただなも・・・」
その時、まめきちとつぶきちが血相を変えてやって来た。
まめきち「社長、これを見てください!!」
つぶきち「たぬきち商店のポストに入ってたものです!!」
たぬきち「・・・!こ、これは・・・!!」
封筒には、ミッチェルが全裸で挑発的なポーズをとっている写真が何枚も入っていた。
おまけに、送り主はとあるAV会社だった。
しずえさん「こんな不真面目な人だったなんて・・・」
ミッチェル「待ってよ!!ボク、いくら写真に撮られるのが好きでも、こんな写真撮られた覚え無いよ!!」
そこへジャックが素知らぬ顔で現れた。
しずえさん「ジャックさん、この件についてどう思いますか?」
ジャック「話は聞きましたよ。もちろんボクだって、こんなこと信じたくありません。ですが、これが事実だとしたら、悲しいですよね・・・。」
ミッチェル「・・・!!」
しずえさん「ミッチェルさん…あなたにはしばらく他の離島で暮らしていただきます。」
ミッチェル「そんな…!はい…おっしゃる通りにします…。」
ブーケ達「でーてーけ!!でーてーけ!!でーてーけ!!でーてーけ!!
ミッチェルは目に涙を浮かべながら、その場を立ち去った。
一方、ジャックはニンマリと勝ち誇ったように笑った。

つづく…?

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